Windows Media Player 12を開く度に異常なディスクアクセスが発生
※この現象を確認した環境はWindows 10 November Update(ver 1511, build 10586.589)のWindows Media Player(ver 12.0.10011.16384)です。
1つのファイルを視聴しただけで、
リソースモニターで詳しく診てみると、
「System PID 4」というプロセスがずらりと並んでいます。
最初はウィルススキャンでも走っているのかなぁと思いましたが、
Windows Media Playerを開いた時のみ異常な負荷が掛かる事が分かりました。
音楽ファイルの数が1万ファイルを超えた辺りから様子がおかしくなった
異常を感じた始めたのは、制作に必要な素材集を購入したことにより(音声や効果音を含む)音楽ファイルが1万個を超えた辺りからでした。
職業柄、画像はもともと数十万ファイルありましたが、画像をWindows Media Playerで開くことはないので、これまで大きなトラブルもなく、 趣味で聴いていた音楽アルバムが2千曲くらいあった時も問題はありませんでした。 (これらの事柄から考察すると影響するのはあくまでも音楽ファイルの数であり、画像や写真の数は関係ないかもしれません)
とにかく所持ファイル数が多いので、各アプリケーションの同期設定はすべてオフにしていますが、同期をオフにしていてもWindows Media Playerだけは開く度にディスクスキャンが走っているような状態でした。
[ 対処法 ] デバイスマネージャーで外付けHDDを無効にする
結果として、「Windows10のスタートメニュー > すべてのアプリ > Windows 管理ツール > コンピューターの管理」でデバイスマネージャーを開き、 音楽・画像・映像が大量に入っているポータブルデバイスを「無効」にすることで、Windows Media Player 12に起因するディスクI/O負荷を大幅に削減できました。
参考元: Windows Media Player 12 のUSB外付ディスクへのアクセスを止めたい - マイクロソフト コミュニティ
私自身、デバイスを無効にしたらファイル自体にアクセスできなくなるのでは?
謎の仕様ですが、設定を変更してから3ヶ月経った現在も特に問題なく、
外付けHDDを有効に戻したいけどデバイスマネージャーに表示されない場合
「非表示のデバイスの表示」でデバイスを再表示して
ただし、これらの操作はすべて自己責任で行ってください。
作業前には必ずバックアップを取得しておくことを強くお勧めします。